「手は社会に、頭は森に。」
今、この世界は、誰のためのものでしょう?
誰のために運営されているでしょう?
それは「この世界で、誰に対して最もサービスが行われているか」を考えればすぐに分かります。それが、対象者(ターゲット層)だからです。
それは、私たち『大人』です。
今、この世界は、大人のために運営されています。
ここでいう大人とは誰でしょうか?
それは、「消費してくれる人」です。いえば、「お金を支払ってくれる人」です。
お金を払える人の特権
お金を支払ってくれる人には、それに似合ったサービスをしてくれます。大人の私たちは、ある程度お金があれば快適に、不自由なく生活ができます。
たくさん支払いをすれば、豪華な物や、貴重なものが手に入ります。欲しいと思った物が手に入ります。
その種類は、本当に豊富で、私たちをさらに快適にし、心を飽きさせることがありません。
中華やイタリアンや色々な国の料理も食べられるし、疲れた時はサクッと安く早く提供してくれる飲食店もある。
ストレス発散するための場所、居酒屋、リラクゼーション、スポーツジムなども用意されています。
ネイルやアクセサリーやお洋服で自分を素敵に演出できるし、日常を離れて、旅行もできる、贅沢なホテルや、リゾート気分を味わえる施設もある。
刺激が欲しい時は、ギャンブルもできる。性的なサービスさえ需要に合わせて豊富に揃っています。
消費者の私たちが外出をしなくなると、家でたくさん映画が観れるようにと、映画の配信サービスが豊富になるし、家で趣味や習い事ができるようにと、動画配信がどんどん便利にアップデートされます。
この社会では、お金を支払ってくれる『大人』が、「欲しい!」と思うものを、
それを支える企業や人たちが、熱量をもって、コミットし、作り出してくれるのです。
この社会のメンバーは?
しかしこの世界には、お金を支払う『大人』以外に、他のメンバーはいなかったでしょうか?
こどもたちや、体が不自由で働くことが困難な人たちーなども、この世界のメンバーではないでしょうか。
では、この世界が、この『大人』にサービスをし続ける仕組みを続けるのなら、この先どうなるでしょう?
それは、本当に全ての人が幸せになり、世界全体が愛の上で運営された世界になるでしょうか?
いいえ、絶対になりません。
戦後からこのサイクルが始まったとしても、もう既に、私たちは、このサイクルの結果を目の当たりにしています。今の社会が結果なのです。
このサイクルではダメなのです。
あの時、無垢で、愛に心をひらく可能性をもち、世界をいい方向へ導く仕事をするはずだった子どもたちは、消費する『大人』へと成長してしまいました。
そして、苦しんでいます。
今のこどもたちも、消費する『大人』へと成長させたいでしょうか?
いいえ、彼らこそ、この世界を10年後、20年後、100年後、愛を基盤にした社会をつくるためのキーパーソンたちなのです。
「私たちの中にこそ、変わることのない価値がある」
その真実を最も伝えてあげないといけない人たちは、こどもたちです。
また、こどもたちを、生み育てて、神様から預かっているお母さんたちにも、子どもたちのためにそれを伝える必要があります。
このこどもたちの5年後というのは、未来の変わる5年後です。
だから、私たちは「こどもたち」へのプロジェクトを始めました。
これは、この世界の未来に関わることだからです。そういう意味でも、こどもたちとは、本当にわたしたち人類がもらった宝物なのです。
大人にできること
まず、私たち大人にできることは、大人は、『サービスを享受する』という感覚に慣れすぎています。なので、サービスを受けることから、サービスをする(与える)ことを学び実践してください。
自分に利益や返ってくるものはないけど、この世界のためになることをしてください。
すると、どんなセラピーでも、占いやセッションでも、また日常の喜びでも得ることができなかった、「幸福」と「心の安定」が手に入ります。
私たちの不幸の原因のひとつは、サービスを受けるばかりで与えていなかったことにあります。
犠牲を払わずに、自分がやりたいことや出来ることだけしてもダメなのです。今からはその先です、犠牲を払い人を助ける時です。
インドのサティアサイババ の有名な格言、
Love all serve all
(全てを愛し、全てに仕える)
という言葉があります。
今こそ、これを実践する時です。
それは、こどもたちに対してです。対価を支払う大人に対してではないのです。
企業や社会は、本気でこどもたちへの取り組みはできません。なぜなら、お金にならないからです。
だから、私たちひとりひとりが、するべきです。
ひとりの無私からの行動は、世界を変えるパワーをもっているのですから。
それが、霊的な人の歩みなのです。
行動されない愛は意味がなく、
愛のない行動もまた、意味がないのです。
ーインドの聖者の言葉
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